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部分痩せできるという概念は嘘だった?プロが教える本当の部分痩せダイエット

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部分痩せできるという概念は嘘だった?プロが教える本当の部分痩せダイエット

痩せたい箇所にピンポイントでエクササイズすれば部分痩せできるというのは嘘の情報?巷で人気の部分痩せのハウツーには間違っている部分もあるようです。本記事では、プロのトレーナーの監修のもと、部分痩せの嘘を暴き、本当の意味での部分痩せを実現する方法を紹介します。


公開日:2021年5月29日

本記事の編集、監修、取材協力者等の情報

新堂修平(パーソナルトレーナー)

NSCA認定パーソナルトレーナー 新堂修平 NSCA認定パーソナルトレーナー。現在は会員制のフィットネスクラブを経営し、フィットネスインストラクターやスポーツ指導者として活躍中。近年、女性向けのダイエット指導もおこなっている。

ベストチョイス編集部

ベストチョイス編集部 ライフステージにおいて確かな情報を必要としている方たちに向けて、実用的で役立つ情報を発信するデジタルメディア・プロジェクト。さまざまな分野で専門家の意見を伺いながら、読者がより豊かなライフを送るためのヒントをお届けします。

部分痩せができるというのは嘘?なぜハウツーが出回っている?

手足は比較的痩せているのに、ウエスト周りだけ太っているとか、上半身は細いのに脚だけ太っていて悩んでいるという人は多いのではないでしょうか?

思い悩んだあげく書店で「部分痩せダイエット法」なるものを買って実践したけど思うように痩せなかったという経験をされた人も多いでしょう。

私のジムに入会してくださるお客様の中には「ウエスト周りだけ細くしたいのだけれど、どうしたらいいですか?」とか「二の腕を細くするためにはどうしたらいいですか?」などと尋ねてくる方がとても多いです。
部分痩せしたいという人は多い
つまり、皆“部分痩せは可能なのだ”と考えているのです。
しかし、後に詳しく説明していきますが、基本的に部分痩せはできません。

では、なぜ書店やTVなどのメディアで部分痩せのハウツーがこれほど多く出回っているのでしょうか?

私が考えるに“大人の事情”が大きな要因なのではないかと思います。

実は、私のところにwebメディアや雑誌などから「監修をしてほしい」という依頼がこれまで何件かありました。
中には、本記事でテーマにしているような部分痩せに関する監修もあって、お腹まわりを集中的にダイエットできるエクササイズをいくつかピックアップしてほしいとか、二の腕を集中的にケアできるエクササイズを教えてほしいというような依頼もあったのです。

担当者に聞くと、読者のニーズはそこにあるからとのこと。
先にもふれましたが、理論上、部分痩せはできません。できないのですが、世の中の人たちは部分痩せできる方法を知りたがっている。
ですので、つじつまを合わせようと無理やり“効果は薄いが無駄とも言い切れないエクササイズ”を読者に提供している構図となっているわけです。

理論上「部分痩せ」はありえない

巷に出回っている部分痩せのハウツーは、細くしたい部分の筋肉を鍛えるというものがほとんどです。

確かにそれはまったくの嘘とも言えません。なぜなら、細くしたい箇所の皮下脂肪の直下の筋肉を鍛えると、締まって見えたり、若干ではありますが、その部分の脂肪が燃焼する可能性もあります。
しかし、基本的には部分痩せは不可能です。痩せるためには体全体の脂肪を落とす必要があり、その恩恵として二の腕や腰まわりなどが細くなるのです。
例えば「骨盤を回せば腰まわりが細くなる」「腹筋を鍛えればウエストまわりが細くなる」などの情報がありますが、実はこれらはあまり効果がありません。

骨盤を回しや腹筋運動をしても脂肪は燃焼しない

骨盤回しや、腹筋運動は人気のエクササイズですよね。
しかし、腰をグルグル回したり、腹筋をしても、その部分の脂肪が集中的に燃焼するということは理論上ありえません。
私たちが運動すると、体のあらゆる部分に蓄えられていた脂肪が必要な分だけ糖に分解され、それが血液を通じ、エネルギーとして動かしている筋肉に届けられます。これが脂肪燃焼のメカニズム。

ですから、一部の筋肉を動かしたからといって、その部分の脂肪がピンポイントで燃焼するということではないのです。

痩せたい箇所を鍛えるのではなく、体全体を鍛える必要あり

部分痩せがありえないことがなんとなくでも理解できたでしょうか? 痩せたい箇所があるのであれば、体全体の脂肪燃焼量を上げていくしかありません。
体全体の脂肪燃焼量を上げるためには、筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝を上げる必要があります。
筋トレで筋肉量を増やす必要がある
筋肉量を効率的に増やすコツは、表面積と体積が大きいものから筋トレすること。

大腿四頭筋(ももの表の筋肉)や、下腿三頭筋(ふくらはぎの筋肉)、ハムストリング(太ももの裏の筋肉)などの大きな筋肉を鍛えると、その効果は周辺の小さな筋肉にも波及していきますから、非常に効率が良いです。

そもそも、大きな筋肉を動かす方が、面積の分、脂肪の燃焼量も大きくなるのでで効率的なのです。

摂取カロリーの制限・有酸素運動で全体の「消費」を増やしていく

とはいえ、筋トレだけでは不十分です。

体全体の脂肪燃焼量を増やし、その中で気になる部分を細くするためには、摂取カロリーのコントロールとウォーキングやジョギング、サイクリングなどの有酸素運動が必要になります。
摂取カロリーを制限するのは言うまでもありませんが、なぜ有酸素運動が必要なのかというと、人の脂肪は、まず内臓脂肪から燃焼され、その後、皮下脂肪が燃焼されるしくみになっているので、内臓脂肪を効率よく落とす有酸素運動が必要なのです。
コツコツと筋トレと有酸素運動をして消費するエネルギー量を増やしていくことが「気になる部分を細くする」ことにつながっていきます。

まとめ

本記事では、巷で広まっている“部分痩せ”が嘘だということ(厳密言えば、効果はかなり薄い)や、本当の意味で部分痩せするためには体全体の脂肪燃焼量を増やしていく必要があることなどを説明してきました。

運動不足で体全体を衰えさせてしまう期間が長いほど、筋肉量が落ちており、硬くなっていて、復活に時間がかってしまいます。

ですので、そうならないように、今からしっかり対策して後悔しないようにしましょう。
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公開日:2021年5月29日