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仕事を辞めたい…その気持ちは甘え?セルフチェック方法と上手な対処法

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仕事を辞めたい…その気持ちは甘え?セルフチェック方法と上手な対処法

仕事を辞めたいと思うのは甘えの気持ちからでしょうか?必ずしも甘えとは言えず、さまざまな要因が複合的に引き金になっているケースも少なくありません。本記事では辞めたい理由は何かを整理し、辞める前に実行すべきことは何かを紹介します。


公開日:2021年6月1日

本記事の編集、監修、取材協力者等の情報

田口智之(合同会社リンクイノベーションCEO)

合同会社リンクイノベーションCEO 田口智之 本サイトの統括運営責任者。現在は経営者として事業をおこなっているが、前職では採用やキャリアアドバイザーの仕事に10年間携わり、履歴書の書き方から面接の仕方、給与交渉の仕方まで幅広く指導し、多くの転職者を支援。その経験から本記事を監修しました。

ベストチョイス編集部

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「仕事を辞めたい」は甘え?他人が判断するのはナンセンス。しっかりセルフチェックすべき!

現状の仕事を辞めたいと感じるのは単なる“甘え”なのか。

例えば、これは世代によって意見が分かれる場合があります。バブル期に現役だった世代からすれば、仕事を辞めるなどもってのほか。単なる甘えだという意見が多いでしょう。

なぜなら、彼らの時代は会社に居続ければ給与が年々上がっていくのが当たり前だったので、会社に多少の不満や不信感があっても辞めるべき時代ではなかったのです。そのような背景も意見に反映されるのだと思います。

一方、リーマンショックや東日本大震災、コロナを目の当たりにしてきた若い世代にとっては、自分の会社が潰れるようなことがあっても、それは特別なことではなく、いつでも起こり得ることだと感じています。
ですから、仕事を辞めることは「前向きな判断だ」とさえ感じます。
田口智之(合同会社リンクイノベーションCEO)

合同会社リンクイノベーションCEO

田口智之

そもそも、環境や状況は人それぞれ。何も知り得ない第三者が、仕事を辞めることについて甘えかそうでないのかを議論すること自体ナンセンスです。

ですので、今の仕事を辞めたいのは甘えでしょうか?と他人に問うのではなく、しっかりセルフチェックして今後の進路を探っていくべきです。

仕事を辞めたいと思う理由は?

仕事を辞めたい理由をセルフチェックする上で参考になるのが、一般的な事例と照らし合わせてみること。

そうすることで「自分はこのケースに近いな」と確認することができます。ここをまず確認しないとその後の対策をスタートできないので、しっかり整理していきましょう。

職場の人間関係が悪かった

さまざまなアンケート結果で仕事を辞めたい理由の上位に必ずランクインするのが「職場の人間関係」。

最近では、若い世代のビジネスパーソンが職場の飲み会に参加しないなど、職場の人間関係がドライになっているところが増えています。

嫌な上司がいるとか同僚と相性が悪いなどの具体的な根拠がなくても「何となく職場で浮いてるような気がする、溶け込めない」と感じて仕事を辞めていく方も少なくありません。

給与が低かった

入社した時点では独身で実家住まいだったのが、30代、40代と年齢を重ねていくと、結婚やマイホームの購入、子供を授かるなどで状況はすっかり変わっていきます。

入社した時点では1人で生活していくのに十分な手取りだったのが、まったく足りなくなっていくという状況に変わっていくわけでです。

終身雇用制度が崩壊している現在では、定期昇給が見込めませんから収入アップのために転職するという方はとても多いです。

残業や休日などの待遇面に不満があった

いくら好きな仕事であっても残業が多かったり、頻繁に休日出勤があり、プライベートの時間が全然ないという状況なら、仕事への満足度は下がります。

その上、適性な残業代や休日出勤手当が支払われない場合は最悪です。過酷な労働環境で、しかも評価されないとなると、精神的にも疲れてうつなどを引き起こす可能性も高くなります。

そのような状況が改善されなければ、会社に見切りをつけるしかありません。

会社の将来性、安定性に不安があった

現状の仕事に将来性を感じられなかったり、業界の不安定さを感じていると、現在の給与がいくら良くても、時間の経過と共にテンションが落ちていき、結局辞めたくなるのが人間です。

これは、目先の給与や業界のイメージだけで入社を決めてしまった人に多い傾向です。

仕事内容に不満があった

「入社してみたら思っていたのと違った」というのは非常によくあるケース。

採用する側、される側双方の意思疎通が不十分なまま入社に至ってしまったり、入社後に会社の方針が変更し、仕事内容が変わってしまったりしたことなどが原因になることが多いです。

仕事にやる気が起きなかった

どんなに仕事で結果を残しても正当に評価されない会社だったら、仕事をやる気にはなれません。
社員の評価は社長の一存など、評価制度が不透明な会社もまだまだ多いです。

そのような会社だと上司のご機嫌取りがうまい社員ばかりが昇進したり優遇されたりするので、仕事を辞めたいと感じても仕方がないですよね。

モラハラ・セクハラなどの非自発的理由があった

近年問題になっているのが、職場でのモラハラやセクハラ。
職場でそのようなことが一度でもあったら会社を辞めたくなりますよね。

ちなみに、仕事でミスを連発するなどで上司に注意されると気持ちが落ち込み、仕事が嫌になってしまうものですが、これはモラハラとは違います。
モラハラかどうかは“嫌がらせ”要素があるかないかで判別されます。

仕事を辞めたいと感じたとき、甘えかどうかをセルフチェックする方法

つまるところ、現状の仕事を辞めるのことが甘えかどうかを判別できるのは、あなた自身しかいません。どうしたら甘えかどうかを見分けられるのでしょうか?

下記のチェック項目は、その指標として参考になるはずです。あなたは何個チェックマークが付きますか?
あなたの甘え度チェック
チェック欄に3つ以上チェックが付いたとすれば、辞めたい背景に甘えが潜んでいる可能性大です。
つまるところ、甘えなのか甘えでないのかの最大のポイントは、今後の仕事(未来)に対しての向上心があるかどうかなのです。
つまり、「スキルアップしたい、他の分野にチャレンジしたい、だから仕事を辞めたい」という要素を含む場合は、大抵甘えではありません。

仕事を辞めたい背景に甘えがあるとき

では、辞めたい理由が、ただの甘えだとわかった場合はどうしたら良いでしょうか?

この場合、転職はおすすめできません。

なぜなら、もし今、転職して新しい環境になっても、遅かれ早かれ今と同じ気持ちになるからです。
田口智之(合同会社リンクイノベーションCEO)

合同会社リンクイノベーションCEO

田口智之

転職すれば現状の環境から解放されるので、一時的には心機一転スッキリやり直せる感覚になりますが、結局、「転職してみたが、やっぱりここもダメだ」ということになりかねません。

感情に従うままに転職しても状況は変わらないのですから、ぜひ“今を変えること”に注力して欲しいと思います。
実は、どんな仕事でも(例えばそれがトイレ掃除でも)本気になれば仕事を楽しむことができます。

まずは、難しくない、簡単な作業からでいいですから「絶対やってやるぞ」という気持ちで取り組んでみて下さい。現状の仕事や会社を好きになるには、そのような「小さな一歩」を足していくしかないのです。

その一歩一歩の作業が、やがて他の人を圧倒するスキルになっていき、自分の仕事に誇りが持てるようになります。

「ああ、あのとき仕事を辞めないで良かったな」と将来思えるでしょう。

仕事を辞めたい背景に甘えがないとき

しっかりセルフチェックしても、甘えの要素が見当たらないと思う場合は、転職を視野に入れてください。
この場合、以下の2点をおすすめします。

現状の仕事を続けながら転職活動をする

現在は少子高齢化によって働き手が不足していますし、今後もこの傾向は続くでしょう。ですから、職種や条件を選ばなければ比較的仕事探しは簡単です。

そのようなわけで「すぐに仕事は見つかるだろう」と現状の会社をすぐさま辞めてしまう人も多いです。
しかし、求人数が多いからといって、自分に合った仕事が見つかるとは限りません。失業期間が長引けば経済的リスクも大きくなっていきます。
ですので、現状の会社に勤めながら転職活動をするのがベストです。

そこでおすすめしたいのが転職エージェントです。

転職エージェントは、求人のリサーチや面接の設定、入社までのサポートを無料でしてもらえるサービスで、就労している状態でもサービスの利用可ですから、今の会社に勤めながら転職活動をできるというわけです。
DODA
サービス名 DODA
運営会社 パーソルキャリア株式会社
評価バランス
国内2位の求人数を誇り、業種・職種の幅が広い。対応がスピーディなので早く転職したい方におすすめ。
職種
  • 販売・サービス系
  • 営業系
  • 機械・電気系
  • 企画・管理系
  • 建設・建築系
  • クリエイティブ系
  • 医療系
  • 教員・公務員・農林水産関連
拠点
  • 北海道
  • 宮城
  • 東京
  • 神奈川
  • 静岡
  • 愛知
  • 大阪
  • 京都
  • 兵庫
  • 岡山
  • 広島
  • 福岡
求人の内容・質 幅広い業種・職種の求人情報を持ち、スピーディーで充実したサポートを提供してくれるのが最大の魅力。
なかでもIT系、営業、企画系の求人が多い。
転職までの流れ
  • 会員登録
  • 面談(doda)
  • 企業面接
  • 採用
  • 入職
サポート内容 専任のアドバイザーが履歴書・職務経歴書の書き方、面接のアドバイスをおこない、転職先が決定するまでトータルにサポートしてくれます。
その他、転職に役立つツールが充実していて、キャリアセミナーなどの転職イベントも豊富なので、はじめて転職を考える方にもおすすめです。

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転職したい旨をあらかじめ上司に伝えておく

周囲に知られないように水面下で転職活動をして、内定が決まったとたんに上司にカミングアウト。

しかし、「そんなギリギリに言われても困るよ。代わりがいないんだから見つかるまではいてもらうよ。」などとトラブルになるのがオチです。

ですので、現時点で辞める決意が固まっているのであれば、転職先が決まっていなくても今すぐにその旨を上司に伝えてしまうのがおすすめです。

例えばこのように上司と交渉するのはどうでしょうか?
今すぐに会社を辞めさせてくれとは言いません。その代わり、リミットを3か月とさせていただけないでしょうか?
今日から3か月間はこれまで通り出勤いたします。ですので、この期間中に私の代わりの要員を探していただきたいのです。

もし、代わりの要員を私が在籍期間中の3か月間以内に採用できた場合は、その時点で雇用契約を切っていただいで結構ですので、どうでしょうか?

また、私自身もこれから転職活動していくのですが、面接などで半日休みなどをいただくことも多少あると思いますので、あらかじめお伝えしておきます。
さらに、この旨を転職エージェント側にも伝えておき、上手にすり合わせながら進めていくといいですね。

どうしてもうまく辞められそうにないときは退職代行サービスを利用するのも一つの手段です。
退職代行ニコイチ
サービス名 退職代行ニコイチ
特徴 弁護士が業務指導をおこなっている退職代行サービス。退職にまつわるトラブルやリスクを最大限に回避して退職したい方におすすめ。人材サービス会社と提携しているため転職サポートも受けられる。
運営会社 株式会社ニコイチ
業界No.1を誇る実績、弁護士監修で低リスク、定額制など手厚いサポートが人気の退職代行サービス
メリット
  • LINE無料相談あり
  • 全額返金保証あり
  • 弁護士監修あり
  • 24時間対応
  • 有給消化サポートあり
  • アフターフォローあり
  • 即日退職可
フロー
  • LINEや電話、メールなどで相談
  • 依頼・支払い
  • ニコイチの担当者と打ち合わせ
  • ニコイチが会社に連絡・退職手続き
  • 退職完了
  • アフターフォロー
対応エリア 全国 相談方法 LINE,電話,メール
支払い方法 各種クレジットカード,銀行振込 料金 27,000円(税込)

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まとめ

仕事を辞めたい気持ちは、甘えからきている場合とそうでない場合があります。

甘えからきている場合であっても、それがダメということはありません。甘えを克服して現状の会社でやりがいを見出せるようになるケースもあるからです。

甘えでない場合は、良い転職をするチャンスとも言えます。結局、いづれにせよ大事なのは前向きな視点を持つことです。


公開日:2021年6月1日