
飲む日焼け止め
【コスパ第一でプロが厳選!】飲む日焼け止めおすすめ最強ランキング
日焼け止めはお肌に直接塗るのが基本ですが、最近では飲む日焼け止めも注目されています。日本でもSTPが高いもの、美白・美容成分が豊富なものと、たくさんの飲む日焼け止めが販売されるようになってきましたが、本当に効果があるものを選びたいですよね。そこで今回は、飲む日焼け止めの仕組みや選び方、コスパを第一に考えた場合のおすすめしたい飲む日焼け止めをランキング形式で紹介します。
本記事の編集、監修、取材協力者等の情報

ビューティーカウンセラー 藤原真由 大手百貨店の化粧品専門店で7年間美容部員として活躍している現役のビューティーカウンセラー。スキンケアやメイクアップだけでなく、美容サプリの知識も豊富。

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飲む日焼け止めとは?
飲む日焼け止めとは、日焼け止めを防ぐ成分が含まれる健康食品(サプリメント)のこと。皮膚に直接塗るのではなく、サプリメントを飲むことで体の内側から紫外線対策ができるというものです。
飲む日焼け止めは、アメリカでは90年代後半頃から徐々に使用されるようになり、オーストラリアなどの紫外線が強い国でも一般的に使用されています。
飲む日焼け止めの仕組み
まだまだ日本では認知度が低い「飲む日焼け止め」ですが、そのメカニズムはどうなっているのでしょうか?
しかし、紫外線を浴び過ぎてしまうと、体内の活性酸素のが必要以上に発生してしまい、増え過ぎた活性酸素はお肌の細胞も酸化させてしまうのです。

この2つは、どちらも植物から抽出したエキスですが、これらの成分は体内で増えすぎた活性酸素を除去する働きがあるため、肌の色素沈着に効果的とされています。
この仕組みを活用して開発されたのが「飲む日焼け止め」というわけです。

飲む日焼け止めを使用していても、紫外線の直撃によりお肌はダメージを受けてしまいます。紫外線をブロックできるわけではありません。
飲む日焼け止めは、活性酸素の生成を抑えるものですから、塗る日焼け止めのサポート的な役割だと考えて使うのがいいと思います。
飲む日焼け止めのメリットとデメリット
飲む日焼け止めのメリットとデメリットについて整理しておきましょう。メリット
まずはメリットから見ていきましょう。お肌への負担を減らせる
体に直接塗るタイプの日焼け止めには、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2タイプあります。前者の紫外線吸収剤は、紫外線をいったん吸収して、別のものに変換させることで紫外線がお肌に侵入するのを防ぐというもの。
しかし、紫外線吸収剤には毒性があり、これがお肌にダメージをもたらします。
一方、後者の紫外線散乱剤は、肌の表面で紫外線を散乱させることで肌への侵入を防ぐというものです。
実は、こちらのタイプは前者の紫外線吸収剤に比べ、紫外線の防御効果は薄いです。
ですので、防御効果をアップさせるために微粒子の粉末が使われ、これが皮膚の奥まで入り込み、トラブルを起こす可能性があります。
目から入る紫外線対策ができる
顔や体のUVケアができても、目に入ってくる紫外線については日焼け止めクリームでは対処できません。実は、目も“日焼け”をするのです。目に紫外線が入ると、紫外線から体を守ろうと脳が防御反応を起こし、体内にメラニン色素を生成します。
これが過剰に生成されてしまうと、シミ・そばかすができやすくなります。
また、PCやスマホの画面からは紫外線が放出されています。長時間のPCやスマホ操作は目から紫外線を取り込むことになるのです。
飲む日焼け止めはこうした“目の日焼け”対策に効果的と言えるでしょう。
効果を長時間キープできる
体に直接塗るタイプの日焼け止めは、塗り方によってはムラができてしまったり、汗で流れ落ちてしまったりすることが多いので、効果を持続させるためには何度も塗り直す必要があり、これがかなり手間です。飲む日焼け止めは、製品によって異なりますが、一回の使用で少なくとも4~6時間、中には24時間効果が持続するものもあります。
また、日焼けした後に飲んでも効果が期待できるものもあり、こうした効果の持続性や柔軟性も飲む日焼け止めのメリットと言えるでしょう。
デメリット
続いて、飲む日焼け止めのデメリットについて。直接塗る日焼け止めに比べると、効果・即効性の両面で劣る。むしろ、効果がほとんどないと指摘する医師もいるほど
近年のアメリカの研究結果によると、被験者にファーンブロックやニュートロックスサン(先に説明した有効成分)を飲んでもらったところ、紫外線に対してのお肌の抵抗力(MED)は下記のようになったようです。ファーンブロック | ニュートロックスサン | ||
---|---|---|---|
15日後 | 14.57%増 | 57日後 | 34%増 |
29日後 | 20.37%増 | 85日後 | 56%増 |
ようするに、継続的に摂取し続けないと効果を期待できないということが一つあります。
さらにもう一つ。実は、直接塗るタイプの日焼け止め(仮にSPF2の日焼け止め)の場合、MDEは塗った瞬間から100%増加します。
これがSPF30の日焼け止めの場合は、塗った瞬間から2900%増加するようです。こうしたことから、飲む日焼け止めはほとんど効果がないと指摘する医師の方もいらっしゃいます(逆に、効果があると主張する医者の方もいらっしゃいます)。
つまり、まだまだ飲む日焼け止めには課題があるというわけです。
【参考】肌のクリニック麹町院
“食品”ならではのリスクがある
飲む日焼け止めの成分は、野菜や果物などの植物由来のものなので、薬の服用で起こり得る副作用の心配はありません。ただ、飲む日焼け止めはあくまでも“食品”なので、アレルギーを持っている方は要注意です。
また、有効成分ニュートロックスサンはローズマリーから抽出されていますが、ローズマリーには子宮を収縮させる作用があるので、妊娠中や授乳中の方は控えた方がよいでしょう。
飲む日焼け止めの選び方
現在、たくさんのメーカーが数えきれないほどの「飲む日焼け止め」を販売しています。先に整理した飲む日焼け止めのメリット・デメリットを踏まえた上で、どのような商品を選んだらよいのでしょうか?選ぶポイントは主に3つ。これだけしっかり押さえておけばOKです。
成分をしっかりチェックする
先に説明した通り、飲む日焼け止めのベースとなる有効成分は「ファーンブロック」や「ニュートロックスサン」です。※最近では、「フラバンジェノール(®東洋新薬)」も有効成分として注目されていますが、実際に配合されているサプリは少ないです。
特に今注目されているのは「ニュートロックスサン」。この成分は天然のシトラス果実とローズマリーから抽出したエキスで、いわば天然のポリフェノールです。

©BEST choice
ちなみに、「フェーンブロック」の推奨される摂取量は一日390mgです。
海外産でも大丈夫?安全性をチェックする
日本でも増えてきた飲む日焼け止めですが、海外メーカーの商品も多くあります。口から摂取する“食品”である以上、生産国はどこか、信頼できるメーカーなのかをしっかりチェックしましょう。
特に海外メーカーの商品の場合、日本語での商品説明がない、あるいは、情報が十分ではないもの見受けられますので、要注意です。
その商品が国際的な安全基準を満たしているものか、サポート体勢が整っているかどうかは入念に確認しておくべきです。
コスパが良いものを選ぶ
飲む日焼け止めとひと口にいっても、商品によって用法・用量はさまざま。一日一回飲むだけで効果が持続するものや、一日に数回の使用が必要なものもあります。
このあたりはユーザーの生活スタイルや環境にもよりますし、人それぞれお肌の状態は違いますので“自分的にコスパが良い”商品を選ぶようにしましょう。
また、飲む日焼け止めは継続して飲まなければ効果はありませんので、続けやすいものかどうかも選ぶポイントです。
粒が大きくて飲みにくかったり、何度も飲み直しが必要なものだと、継続できなくなる場合がありますので注意しましょう。
【コスパで厳選】飲む日焼け止めのおすすめランキング
では、先に紹介した選び方のポイントを踏まえ、おすすめの飲む日焼け止めをランキングで紹介します。今回は特に、コスパと信頼性を最重視して飲む日焼け止めを厳選しました。
ランキング一覧表
※価格はすべて税込価格です。時期により価格が若干異なる場合があります。
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品名 | リブランコート | インナーパラソル16200 | ホワイトヴェール | ルミナスブロック | Dr’sホワイトセラミド | noUV Care White(ノーブケアホワイト) |
価格 | 1,975円~ | 1,069円~ | 500円~ | 1,980円~ | 540円~ | 1,944円~ |
特徴 | フラバンジェーノール(®東洋新薬)を始め、スーバーフードやプラセンタ、ヒアルロン酸などの美肌成分が配合されている | 有効成分ニュートロックスサンが高配合されており、臨床試験による効果も評価されている | ニュートロックスサンをベースに天然由来のビタミン、ミネラル、メロンプラセンタなど美容にいい成分も配合 | 機能性表示食品で安心。一日一粒でお肌の乾燥を防ぐ成分やうるおい成分が豊富 | 医師、薬剤師監修で信頼性が高い。セラミドが高濃度で配合されているので敏感肌の人には特におすすめ | 必要はときに飲めばOKという手軽さが人気。2年連続楽天ランキング1位の実績あり |
形状 | 小粒錠剤タイプ | カプセル | 小粒錠剤タイプ | カプセルタイプ | カプセルタイプ | カプセルタイプ |
容量 | 60粒 | 60粒 | 60粒 | 30粒 | 62粒 | 10粒 |
生産国 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 | 日本 |
詳細 |
リブランコート

評価バランス |
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販売会社 |
株式会社ミスミ製薬 |
フラバンジェーノール(®東洋新薬)を始め、スーバーフードやプラセンタ、ヒアルロン酸などの美肌成分が配合されている。
成分 |
フラバンジェノール、レッドオレンジ抽出物、アサイー、アムラ、米グルコシルセラミド、ザクロエラグ酸、プラセンタ、ヒアルロン酸、エラスチン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE
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形状 | 小粒錠剤タイプ | 生産国 | 日本 |
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インナーパラソル16200

評価バランス |
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販売会社 |
株式会社ECスタジオ |
有効成分ニュートロックスサンが高配合されており、臨床試験による効果も評価されている。
成分 |
シトラス果実・ローズマリー葉エキス末、還元麦芽糖水飴末、きのこ(ササクレヒトヨタケ)乾燥末、パイナップル果実エキス末(セラミド含有)/ビタミンP、ビタミンC、結晶セルロース、シクロデキストリン、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素
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形状 | 小粒錠剤タイプ | 生産国 | 日本 |
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ホワイトヴェール

評価バランス |
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販売会社 |
株式会社ゼロプラス |
ニュートロックスサンをベースに天然由来のビタミン、ミネラル、メロンプラセンタなど美容にいい成分も配合。
成分 |
シトラス果汁及びローズマリー葉エキス末、混合ハーブエキス(グアバ、ホーリーバジル、セスバニア、レモン皮、アムラ、ベニノキ種子)、植物プラセンタ(メロン胎座抽出物、デキストリン)、バラ花びら抽出物、ザクロエキスパウダー、トマトパウダー(リコピン含有)、マリーゴールド抽出物、クチナシ、アーティーチョーク葉エキス/結晶セルロース、微粒二酸化ケイ素、ステアリン酸Ca、セラック、ビタミンD
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形状 | 小粒錠剤タイプ | 生産国 | 日本 |
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ルミナスブロック

評価バランス |
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販売会社 |
株式会社ヴィワンアークス |
機能性表示食品で安心。一日一粒でお肌の乾燥を防ぐ成分やうるおい成分が豊富。
成分 |
ヘマトコッカス藻色素、ヒアルロン酸、天然型ビタミンC、サーモンプラセンタ、プロテオグリカン、フィッシュエラスチン、セラミド含有米抽出物
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形状 | カプセルタイプ | 生産国 | 日本 |
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Dr'sホワイトセラミド

評価バランス |
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販売会社 |
株式会社ジョイフルライフ |
医師、薬剤師監修で信頼性が高い。セラミドが高濃度で配合されているので敏感肌の人には特におすすめ。
成分 |
ポリポディウムレウコトモスエキス末、ビ一ル酵母、難消化性デキストリン、デキストリン、パイナップル果実抽出物、ツバキ種子エキス末/L-シスチン、HPMC、食用油脂、力ラメル色素
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形状 | カプセルタイプ | 生産国 | 日本 |
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ノーブケアホワイト

評価バランス |
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販売会社 |
株式会社noUV |
必要はときに飲めばOKという手軽さが人気。2年連続楽天ランキング1位の実績あり。
成分 |
PLエキス、ビタミンC、ビタミンE、リコピン、ビタミンB12、ルテイン、クロセチン、ビタミンDなど
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形状 | カプセルタイプ |
形状 | カプセルタイプ | 生産国 | 日本 |
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飲む日焼け止めのよくある質問
ここからは、飲む日焼け止めに関するよくある質問についてまとめました。Q.どんなタイミングで飲むのが効果的?
本記事のデメリットの部分でもふれたように、飲む日焼け止めには即効性がない可能性があります。しばらくの間飲み続けることによって、徐々に紫外線の防御作用がアップするわけです。
ですので、外出する直前にだけ飲むという形ではあまり意味がないでしょう。
継続して飲むようにしながら、直接塗る日焼け止めの使用を基本としていきましょう。
飲む日焼け止めはあくまでも日焼け止めの効果を補うものです。
Q.副作用はあるの?
飲む日焼け止めは、医薬品ではなく食品なので副作用の心配はありません。Q.飲み合わせが悪いものはありますか?
飲む日焼け止めは食品なので、基本的に飲み合わせが悪いものはありません。ただ、医師から処方されている薬を服用している場合は、念のため医師に相談した方がよいでしょう。
まとめ
今回は、飲む日焼け止めのメカニズムや正しい選び方、コスパを最重視したおすすめの飲む日焼け止めをランキング形式で紹介しました。何かと賛否両論の飲む日焼け止めですが、紫外線で受けたダメージをケアしたり、美白・美肌成分は充実しているものが多いですので、直接塗る日焼け止めと併用すると効果的なのは間違いなさそうです。